◆ 2010年「歳鳳図」・25F
【
Archaeopteryx 】
魚や爬虫類が、長い年月を生きて、神性を宿すと、蛟(みずち)になる。
蛟は、やがて龍になり、翼を持つと「
応龍(應龍) 」になる。
応龍から、鳳凰が生まれる。鳳凰は、全ての鳥類の始祖になる。
現代の科学では、龍も鳳凰も、実在しない想像上の生き物だと考える。
しかし、中世以前には、そうは考えない、そもそも科学が無い。
古代中国には、ダーウィンの進化論など無い、生物学も無い。
なので、古代人は、物事を、直感的に判断して、神話に記した。
人間は、宇宙の一部であり、宇宙と同質であり、宇宙と相似形である。
ならば、人間は、宇宙の「
構造 」を、直観的に知るはずだ。
直観と科学は、乖離し、符合し、やがては一致するのかも知れない。
現在の古生物学研究は、急速に進歩している。
水生恐竜に対して、
陸生恐竜 の認識は、大きく変わりつつある。